毎日使う道具は良いものを選択したほうが幸せになれます。「キーボードなんて打てればなんでもいい」という人がいますのが、そういう人こそHHKB漬けにしてキーボード沼に嵌ってもらいたい…。そんなふうに考えています。
今後の人生において、キー入力という行為を楽しい日常にしたいと思う方は、ぜひこの記事を読んでHHKBの購入をご検討ください。
普通のキーボードを何気なく利用している方に向けて、HHKBを今すぐ買いたくなるように、暑苦しく訴求することを目的としています。HHKBユーザーの裾野を広げたい。HHKBでみんな幸せになったらいいんだ。そう強く思っているからです!!!
HHKBの特徴
HHKBとは
wikipediaの説明を貼っておきます。
Happy Hacking Keyboard(ハッピーハッキングキーボード)は、株式会社PFUより販売されているパソコン用キーボード。和田英一の提言「けん盤配列にも大いなる関心を」(NAID10011806064)がきっかけとなり、個人が終生、コンピュータ本体が変わったとしても入力用として使い続けられるような小型キーボード[1]、として、PFUが製品化したものである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Happy_Hacking_Keyboard
以下の文章も心に残る名文です・・・!
アメリカ西部のカウボーイたちは、馬が死ぬと馬はそこに残していくが、どんなに砂漠を歩こうとも、鞍は自分で担いで往く。馬は消耗品であり、鞍は自分の体に馴染んだインタフェースだからだ。
[東京大学 和田英一 名誉教授の談話]https://www.pfu.fujitsu.com/hhkeyboard/dr_wada.html
いまやパソコンは消耗品であり、キーボードは大切な、生涯使えるインタフェースであることを忘れてはいけない。
静電容量無接点方式
HHKBの一番の特徴は「静電容量無接点方式」です。
多くのキーボードが「接点」を持ち、触れたかどうかでON/OFFの判断をしているところ、「静電容量無接点方式」では、キーが押されたことを、僅かな電位の差が発生したかどうかで判断しています。
この方式だとキーを押し付ける必要がないため、キーボードを叩いたときの感覚 「打鍵感」 が通常のキーボードと比較にならないくらい ( ・∀・)イイ!! のです。
擬音で表現すると、コトコトやポクポクといったかわいい音 で表現されることが多く、ガチャガチャやパチパチといったいわゆる普通の音とは全く異なります。
どれくらい違うかといえば、 ママチャリとロードレーサーくらい違います。
特殊なキー配列
打鍵感と同じくらい特徴的かつ熱狂的なファンがいる理由がこの、特殊なキー配列です。
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- ファンクションキー(F1など)がない
- テンキー(電卓みたいな部分)がない
- 矢印キーやHOME/ENDキーがない
キーを極限まで減らすことで、小型軽量化ができていると同時に、キーを打つ際に手の位置を動かす必要の無い設計になっています。無いキーの機能を使いたい場合は、残っているキーを複数組み合わせることで使えます。これは慣れれば必ずできることなので、最初だけ辛いですが、長期的な目線では全く問題にならないと言えます。
ファンクションキーを押すのに手首の位置を動かさなければいけない通常のキーボードの方が、よほど面倒であると私は思います。
金額
安いモデルでも1万円後半、高いモデルである静音版(type-sと書いてあります)ですと3万円コースとなり、気軽な買い物ではないかもしれません。しかし、下の5つの理由を読み終わる頃には3万円でも安い!と思えるようになるはずです。
また、HHKBは壊れにくい人気商品であるため、リセール価格が安定しています。ヤフオクやメルカリを見れば中古の相場がわかりますが、仮に新品2万円のモデルであれば、万が一肌に合わず不要になったとしても、1万5千円前後で売ることが可能ですので、意外にリスクは低いといえます。
HHKBのオススメ理由5つ
以下の5つの理由を説明していきます
- 理由1 幸福を感じる
- 理由2 肩こり軽減
- 理由3 自席がスッキリ
- 理由4 作業効率UP
- 理由5 HHKB仲間の絆
理由1 幸福を感じる
打鍵感が良いので、そもそもキーを打つだけで嬉しくなります。朝、最初にキーボードに触れる瞬間に顕著です。
「私は今日も最高のキーボードを使っている・・・! PCログイン用のパスワードを打つこの感触、この音だけで、今日も幸せだ!!!」
冗談のようですが、本当です。笑
どんなに辛い日の翌朝でも、その日初めてキーボードを打つときに、それがHHKBであるというだけで、キータッチの良さや所有感によって幸福感を得ることができます。
理由2 肩こり軽減
HHKBは肩こり軽減にもつながります。もし今肩こりに悩んでいるのであれば、「常に触っているデバイスであるキーボードから改善していく」というアプローチもアリかもしれませんよ。
- 静電容量無接点方式のおかげて、軽く打つだけで入力可能
- キーボードからマウスまでの距離が短く、手を動かす範囲が減る
- 幸せを感じすぎてストレスが減り、肩こり解消にも一役買ってくれる
もちろん3点目は半ば冗談ではありますが、ストレス解消 になることは間違いありませんので、ストレス性の肩こりが軽減する可能性は大いにあると言えるのではないでしょうか?
*肩こり解消については、以下の記事に詳しく記載したので、興味があればそちらもご参照ください。
理由3 自席がスッキリ
キーボードが小さいため、机の上がすっきりします。最新版の無線版(ブルートゥース版)であれば煩わしいケーブリングを考える必要もないので、よりスッキリとしたおしゃれデスクになること請け合いです。
肩こり軽減の部分でも触れましたが、エンターキーの横にマウスを置くことができます。通常のキーボードでいうテンキーのちょっと左あたりにマウスを置くイメージだと思ってください。
入力デバイスにとられる横幅が圧倒的に小さくなり、結果的に自席がスッキリした印象になります。
理由4 作業効率UP
速く正確に打てるようになります。また、いわゆるチャタリング(同じキーが意図せず連続して押される減少)も発生しません。
さらに、叩きつけるような強めの打鍵にも耐え、むしろよい反発感でサポートしてくれるので、タイピングに熱中すると強めに叩いてしまう方にもオススメです。本来は軽めになでるような感覚でタイピングができるという点が真骨頂なのですが、これは慣れるまで多少時間がかかります。もちろん慣れると快適さが増します。
実はキー入力時の結果的な速さに直結するのは、タイピングの速さではなく、誤タイプ率の低さです。HHKBを使うことで勝手に誤タイプ率が下がりますので、意図せずして作業効率を上げることが可能です。
また、小型であることからホームポジションから手を動かさなくて済むため、手首の移動回数も著しく減ります。特にブログ記事を書いているときなど、マウスすら使わず文字を打ち続けているときなどは、実は顕著な差がでます。(自分のことなので比較が難しいと思いますが。。。)
作業効率とは少し違いますが、自分の正面に線対称な状態でキーボードを置けることで精神的な気持ちよさを生むことができる点も大きいです。通常のキーボードですと、キーボードの中心ってだいたいエンターキーの少し左くらいになりませんか? HHKBの場合は、自分の真正面がHキーやJキーになりますので、ホームポジションに構えた際の不自然さと違和感がなくなります。
理由5 HHKB仲間の絆
HHKBはエンジニア界隈では有名なキーボードでして、エンジニアが多い会社さんであれば、会社の文化にもよりますが、10人いれば一人くらいはHHKBを利用していると思います。私の会社ですと、HHKB利用者が横にならんでいる光景も珍しくありません。
HHKBには複数種類がありますので、HHKB話にも花が咲きますし、最新機種を買えば羨ましがられたり、試しに触らせあったりと、仲間が広がっていくこと間違いなしです。
著名人ですと、「勝間式」や「ロジカル家事」で有名な勝間和代さんが、HHKB愛好家で有名ですよ。
http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/private/2010/04/hhkb-pro2-d662.html
HHKBオススメ理由5選のまとめ
HHKBキーボードは値段は高めではありますが、その価値以上にメリットがある商品です。
毎日使うデバイスです。一生使うかもしれないデバイスです。自分で精査し、納得した最適な一品を使えれば、人生がちょっと豊かになると私は確信してます。
*ちなみにオススメは、PRO2英語版の静音モデル or BT版の静音モデルです。静音モデルの打鍵感は最高なので妥協せず。英語版or日本語版問題は、日本語版にはシングルクオートの位置など不自然な箇所があり、英語版を選ぶようにしています。
Amazonのリンクを貼っておきますので、値段はレビューなどは是非そちらでご確認ください。
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